ソルティードック

言ト音の飲まず喫む

「ソルティードッグ」

どんなBARでもメニューにあり、行ったことがある人なら一度は飲んだことがあるのでは。

ウォッカをグレープフルーツジュースで割り、グラスのフチに塩がつけられたスノースタイルで提供されるカクテル。

名称の由来は諸説ありますが、イギリス海軍で働く水夫達を指したスラングで、汗水流しながら必死に働く様を「しょっぱい犬」と表現したのが始まりと言われています。

海軍では健康のためにジンが支給されていました。それは水夫たちも同様で、海上での大変な仕事を終えた水夫たちの楽しみは何といってもお酒。

そんな水夫達をイメージしてバーテンダーが作り上げたカクテルがまさしくソルティードッグ。

当時はジン、グレープフルーツ、塩をシェイクで混ぜ合わせ提供されたと言われてます。

バーテンダーから水夫へ労いの一杯だったのかもしれませんね。

そんなカクテルがアメリカにまで広がり、今のスタイルにアレンジされ、現代に至るまで愛され続けたみたいです。

暑い日々の中頑張って働いている皆さんの労働を労うように、ソルティードッグを飲んでみるのはいかがでしょう?

それもジンベースで。

今となってはウォッカがスタンダードですが、バーテンダーとしてはジンベースのソルティードッグは最高の一杯です!

タイトルとURLをコピーしました